感情ってなんだろう?
「楽しい」「苦しい」「うれしい」「かなしい」などの気分や感情は
どんな仕組みで起きているのか?
実は、感情は脳内物質やホルモンの増減であることが、脳科学研究により
解明されています。
「スポーツ」「仕事」「人間関係」同じ条件なのに人によっては
”つらい” ”苦しい”と感じる人や ”気持ちいい” ”楽しい”と
正反対に感じる人もいます。
それは、脳の中でのとらえ方の違いによって
起きているんです。
考え方やとらえ方を変えれば、気分も変わります。
怒りの感情は体に良くない!?
怒りの感情は、大昔、他者から攻撃を受けた時や猛獣に出会った時
すぐに戦闘態勢に入れるように備わっている
とても大切な機能です。
しかし、怒りには大きな代償があります。
ストレスホルモンのひとつ”アドレナリン”が分泌されることで
心拍数も早くなり 心臓や血管に負担をかけます。
怒りっぽい人・すぐイライラする人は要注意!
激しい怒りの後、心筋梗塞や心臓発作を起こす危険性が4.7倍にあがります
他人に攻撃しているつもりが実は、自分を傷つけていたんですね!
笑いで病気に対抗する? 笑いの効果とは?・・・
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」
哲学者・心理学者:ウィリアム・ジェームズ
人間は、行動したことによって、感情が現れます
実は、「自然な笑顔」を作るだけでストレスホルモンが減ります
しかもたったの10秒「笑顔」の表情を作るだけでいいんです!
緊張する時や不安になった時に「笑顔」を作って見て下さい
笑いが病気の治療に?
「ホスピタルクラウン」ご存知でしょうか?
病院でクラウン「道化師」の格好でいろんなパフォーマンスをして
患者を笑わせたり、喜ばしている活動です。
日本でも「日本ホスピタル・クラウン協会」 方々が活動されております。
笑いの効果は、他にも様々な研究結果もあります。
演じた女性の妊娠率が38%
演じなかった女性の妊娠率は20%
手術後にユーモアに接して笑うと妊娠率が上がる事が実験で証明されています。
10分間、腹を抱えて笑うと少なとも2時間は痛みを感じずに
眠れるという効き目があったそうです。
笑いの効果はすごいですね 病院で「お笑いライブ」やっている所も
増えているそうです。
涙のおどろきの効果!
「涙活(るいかつ)」ってご存知でしょうか?
1ヶ月に2〜3分能動的に涙を流して心のデドックスを図る活動
寺井広樹さんが考案・提唱しています。
この「泣く」の効果がすごい!
●ストレス解消に効果大!
●副交感神経が優位になり免疫力も向上
●脳の血流がよくなる!
悲しみから泣くことは、心の痛みをやわらげ、ストレスを抑える
ことに役立っているんです。
どんな涙でも効果があるわけではありません。
玉ねぎを切った時・目にゴミが入った時・ドライアイの時に流す涙では
効果がありません。
感動して流す涙、悲しい時に流す涙が「情動の涙」です!
涙の役割とは? 実は、涙にはさまざまな役割があるんですね 目の乾燥を防ぐ 目に酸素や栄養を供給する 目に入ったゴミやホコリを洗い流したり 感染を防ぐ 目の表面の傷を治す 目を守るために、活躍している”涙”[…]
さいごに
ひとつひとつの感情に役割があり大切だと思いました
特に「泣く」「笑う」は日常生活でうまく活用すると
ストレス解消や健康にも良いですね!
もっと掘り下げてお伝えしたいことが、まだまだあります!
良い情報をお届けできるように勉強します。