マインド・リーディング練習方法 ①

マインド・リーディングの練習方法①
マインド・リーディングを効果的に使えるように
おすすめの練習方法を紹介します。

マインド・リーディングって何ですか?

マインド・リーディング=読心術と訳されますが
文字通り「相手の心を読む」ことです。
相手の心を読み、コントロールすることで
自分の目的を達成するためには、基本の3つのステップが
あるということです。
①人を「理解」し
②そこから「予測」し
③さらに「説得・コントロール」するというものです。
マインド・リーディングは、①の「理解」にあたります。
※「マインド・リーディング・スペシャリスト」テキストより一部抜粋

メンタリズムというと分かりやすいですよね
相手のしぐさや表情から心を読み取るといった感じです。

マインド・リーディングは役に立つの?

「マインド・リーディング・スペシャリスト」の
テキスト内では、”人間関係が円滑にする知識&技術です”
と書かれております。
相手のしぐさや表情の見分け方がテキストと動画で学べます。
実際に、役に立つのか?、、、、
はい、役立ちます!
職場で活用している事例
・会議などでの発言に対する参加者の反応
・業務を依頼する時
・後輩への指導
ただし、講座を終了し、資格試験に合格しても技術は会得できません。
練習あるのみです。

どんな練習方法が良いのか?

テキスト内で最も適したトレーニングは
色んな人と”おしゃべり”することだそうです。
ピンときませんよね?
そこで、実践して効果がある練習方法を紹介します。
どんなサインがあるかを把握し、相手を観察する事
まずは、表れるサインを実際に、自分自身で試すことです!
やってみると体験し、納得出来ると思います。

注意!しぐさ・表情・行動は決めつけない事

しぐさや表情のサインを決めつけないことです
「本人のくせ」「寒い/暑いなど気温」「かゆみや痛み」など
心のサインとは全く違う理由から出る、表情や動きなど
要因があるからです。

まずは自分自身で試す

マインド・リーディングでは、しぐさ・表情・行動などなどから
出るサインを確認し、相手の心を読み取ります。
正直、確認場所も多く、ひとつひとつのサインが持つ意味を
理解していないと、意味がありません
そこで、カンタンで私が実践している方法で紹介します。

手の動きでわかるサイン

手の動きでわかること
手を閉じる時(グーの状態)=緊張・不安・不快感・怒りなどの状態
手のひらを開いてる時=リラックス・心を許している状態
顔に手を当てている時=緊張・不安から心を落ちつかせようとしている状態
首の後に手を当てている時=男性に多い行動。心を落ち着かせようとしている状態
のど元に手を当てている時=女性に多い行動。心を落ち着かせようとしている状態

まずは紹介した動きを、自分自身でやってみて下さい。
次に、反対の行動をわざどやることです。
(例)両手を力強くグーにして笑ってみる 手のひらを開いて怒る
やればわかりますが、ぎこちなくなります。

表情に出るサイン

表情から読み取れるサインはとても多いです
確認場所が多いです 目・鼻・口・ほほ・眉間・耳などなど
紹介しきれませんので、目と口をカンタンに紹介します
視線の方向で読み取る
左上を見ている時=過去の体験など思い出している
右上を見ている時=想像している(ウソを考えている時)
左下を見ている時=聴覚に関わる事をイメージしている
右下を見ている時=肉体的苦痛ををイメージしている
口の動き
下唇が隠れている時=不快感・緊張している
口角が上がっている時=楽しい・嬉しい時

スマホの自撮りで表情を撮影してみて下さい。
過去を思い出したり、作り話を考えたりしてみて下さい
きっと、自分の特徴がわかります。
利き腕の関係で目線が左右逆の方もいますので
まずは、自分の特徴を知ることが練習になります。

足の動きでわかること

足の動きは、人間が出すサインの中で一番正直に出ます
顔や手は、気を使うと何となく隠せますが、足までは
中々コントロールできません。
私も足の動きのチェックは、見逃しません。

足のサイン
座っている時
足を閉じて座っている時=緊張。警戒している
足を開いて座っている時=リラックスしている
足を投げ出して座っている時=退屈・投げやりになっている
立っている時
足を閉じて立っている時=従順さを示している 接客している時など
足を開いて立っている時=強さを誇示している ガードマンの立ち方
足のつま先が話し相手に向いていない時=急いでいる 話に興味がない

手と同様、真逆の動作をしてみると、ぎこちなくなります。
立って放す時に自分のつま先をチェックすると面白いですよ!
真剣に聞いている時と、何となく話している時に違いが出ます

さいごに

実感できると試したくなります。
まず体感→興味がわいて他人の行動を見たくなります
練習方法で紹介した真逆の行動(しぐさ)を活用すると
とても便利です。
私も、よく使います
緊張している時は、手のひらを開き、足を少し開いて
笑顔を作る(不自然にならない程度)
自然と緊張が和らぎます。
逆に、調子に乗って話したくてウズウズしている時は
手をグーにして、下唇をちょっとだけ噛みます。
すると発言意欲が低下してきます。
ほんの一部だけなので、是非、試してみて下さい。
興味がわいてくると、どんどん色んな仕草を勉強したくなります。
次回は、相手の仕草を読み取る練習方法を紹介します。